RENOプロジェクトです。
今回は、神戸の石材店様にてご相談をお受けしたお墓の墓じまいと、思い出のお墓を手元に置けるモニュメントへ
リノベーションさせていただいた事例をご紹介します。
墓じまいのきっかけ ~思い出のお墓~
ご依頼をいただいたお施主様はオーストラリアに永住されている方で、
その御身内の方からご相談をいただいたのがきっかけです。
お施主様は、お仏壇はオーストラリアのご自宅に置いておられるものの、お墓は日本に残したままとなり、
大変気がかりなご様子でした。
ご帰国の際、ご相談者の方とともに神戸支店の展示場にて打ち合わせをさせていただきました。
お墓じまいやお墓に入っているお父様のご遺骨の行き先について丁寧に説明させていただきました。
その話の中でお施主様がお父様のことを大変大事に、強く大切に思われていること・
お墓も強いこだわりや思いをもって建立されたことを感じました。
お施主様の思い ~お墓を何かの形で残したい~
お墓じまいの打ち合わせの中で、「このお墓の石で何かできたらいいね」とお施主様。
弊社には工場と職人がいますのでできますよとお答えすると、仏壇におけるようなものを作ってほしいとおっしゃいました。
そして、その場でご自身のインスピレーションでモニュメントをデッサンしていただきました。
モニュメントの文字は、「ありがとう」にしたい、とのこと。
字体は崩した感じでと、墓じまいするお墓の正面文字「有難うございます」と同じ言葉を希望され、
オーストラリアに帰られました。
お墓をモニュメントへ加工
その後の打ち合わせはもっぱらLINEでさせて頂きました。
モニュメント構造は社内で相談し図面を起こしてお客様に提案すると「すばらしいです!イメージ通りです!」と
嬉しくありがたいお言葉をいただきました。
また彫刻する文字字体の提案も、社内で文字作成担当者にお願いし提案させてもらったものでご満足いただき、
彫刻となりました。
現在、完成したモニュメントはお施主様のご親族のかたにお預けし、お引き渡しは5月のご帰国後とのこと。
リノベーションのポイント
・お墓に眠る故人とともに思い入れのあるお墓を、形を変えてお手元に
今回の事例はお施主様のお気持ちに寄り添い、ご希望通りのモニュメントが完成したことに
胸が熱くなるストーリーでした!
やむなく墓じまいする中でも、このようにお施主様の複雑なお気持ち・寂しさや懐かしさなどを
共有させていただいたことがありがたいなと思えます。
RENOプロジェクトでは、お客様のお悩みに寄り添い、石材店ならではの最適なご提案をさせていただきます。
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